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【水槽クーラー推し】夏場の高水温から熱帯魚を守る!-高水温で生じる悪影響と水温を下げる方法を解説

こんにちは!にゃんすです。

みなさんの大切な熱帯魚、夏場に体調を崩したり、病気になったことはありませんか?

今回は、夏場の高水温から、みなさんの大切な熱帯魚を守る方法を解説します。

私自身、夏場に熱帯魚の健康を損なってしまった経験がありますが、高水温対策をとることで、今はしっかりと夏を乗り越えています。

にゃんす

【自己紹介】少しマニアックですが、高水温に弱いとされてるワイルドベタを飼育しています!

☆この記事の目標は次の3点です☆

・ 高水温によって生じる悪影響を理解する

・ 高水温対策の具体的な方法を実践できるようになる

・ 夏場の高水温から熱帯魚を守る(これが大事)!!

1 高水温で生じる熱帯魚への悪影響

水温が上がると、水槽の中で何が起こり、熱帯魚にどんな影響が起こると思いますか?

高水温対策の前に、簡単におさえておきましょう。

そうすることで、熱帯魚の異変に気付きやすくなり、素早く対処できるようになります。

熱帯魚を守ることに繋がる大切な知識です。

1-1 水槽内が酸欠状態になる

水中に溶け込める酸素の量は、水温に比例して減少します。

そして、水槽の酸素量が減ると、熱帯魚やエビ、バクテリアなどの全ての生物が酸欠状態になってしまいます。

にゃんす

熱帯魚が水面でパクパクし始めると、もはや末期状態…。そうなる前に対策しましょう!

1ー2 バクテリアが減少して水質が悪化する

水槽の有機物をキレイにしてくれるバクテリアには、30度以上の水温が苦手な種類がいます。

そのため、高水温になるとバクテリアの水をキレイにする能力が下がり、水質が悪化してしまいます。

熱帯魚の大敵、アンモニアが大量発生する可能性もあるので、要注意です。

また、水質が悪化すると悪い細菌が増えやすくなるので、病気(エロモナス病など)にも注意が必要です!

1-3 熱帯魚へのダメージ

一般的には、熱帯魚飼育に適した水温は26℃前後と言われています。

高水温状態が長期化すると熱帯魚の体力がどんどん失われてしまいます。

さらに、これまで説明した「酸欠」と「水質悪化」が大切な熱帯魚を襲います。

みなさんの大切な熱帯魚は、「高水温」、「酸欠」、「水質悪化」の3つに耐えているのです。

にゃんす

自分の飼っている魚の適正水温がわからない人は、購入したショッブに確認しましょう。

1-4 (まとめ)高水温で生じる熱帯魚への悪影響

ポイントのおさらいです。

水槽が高水温になると、こんなデメリットがあることを覚えておきましょう!

  1. 水槽の酸素が減少する
    • 熱帯魚やバクテリアが酸欠状態になります。
  2. 水質が悪化する
    • バクテリアが減少し、水質が悪化します。
  3. 熱帯魚へのダメージ
    • 高水温、酸欠、水質悪化の3つの悪影響があります。
    • こうした問題から、熱帯魚を守るためには、高水温対策が必要です。

こうしたことを意識しておくと、夏場の対策を効率的に行うことができます!

2 夏場の高水温対策3選

それでは、効果のある3つの方法に絞って紹介します。

わかりやすいように、メリットとデメリットについても記載しますので、参考にご覧ください。

ご自身の飼育スタイルや予算を踏まえて、自分にあった対策を行いましょう。

2ー1 水槽用の冷却ファンを使って水温を下げる

水面にファンの風を当てて、気化熱の仕組みで水温を下げます。

コスパのいい対策ですので、予算が限られている方は、この方法で様子を見るのをおすすめします。

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メリット

  1. 水温を下げることができる
    • だいたい3度前後下がります。
    • 部屋の温度や湿度によって、下がり幅は大きく変わります。
  2. 酸欠を防止することができる
    • 水面に風を送ることで水中の酸素濃度を高めます。
  3. 低コストで導入できる
    • 1台3,000円〜で購入できます。
    • 風を送るだけなので電気代が安くつきます。

デメリット

  1. 冷却効果は高くない
    • 例えば室温が35℃を超える場合など、外が暑すぎると対応できません。
  2. 動作音が大きい
    • ファンが回る音が大きいので、かなり気になる。(扇風機よりドライヤーに近い音)
  3. 水槽の水が蒸発する
    • 気化熱の仕組みを使って冷やすので、ハイペースで水位が下がります。ヒータの露出や、水質の変化に注意が必要です。

2ー2 水槽用クーラーで水温を一定に保つ

確実に問題を解決できる方法です。超オススメです。

水槽クーラーを使えば、設定温度になるように冷やすことができます。

26℃以下の温度にも設定可能ですので。川魚だって飼えちゃいます。

でも、金銭的な負担が大きく、設置作業も大変(外部フィルターのホースに水槽クーラーを取り付けるので、一仕事になります。)です。

負担は大きいですが、高水温問題を確実に解決できる方法です。

お金と時間に余裕のある方、高水温が苦手な希少種を育てている方は、水槽クーラーを強くおすすめします。

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メリット

  1. 確実に水温を下げることができる
    • 高水温問題を完全に解決することができます。夏場の高水温対策の究極的な対処法といえます。
  2. 設定した水温を維持できる
    • 水槽クーラーにはサーモ機能がついていますので、水温を一定に保つことができます。
    • ※室内をエアコンで冷やす場合でも、水温を直接コントロールできません。この点で水槽クーラーは非常に優秀です。

デメリット

  1. コストが高い
    • 水槽クーラーの導入に3~4万円ほどの初期投資が必要です。(60cm水槽の場合)
    • 毎月数千円の電気代がかかります。
  2. クーラー作動時の音が大きい
    • クーラーが自動で作動したり停止したりする際に「ガタン」と大きな音が鳴ります。
    • 通常時の動作音はそこまで大きいものではありません。
  3. 室内への排熱がある
    • クーラーの性質上、どうしても室内に排熱する必要があり、部屋の温度が上がってしまいます。
    • そのため、多数の水槽を管理する場合はには向いていません。室内用クーラーで部屋ごと冷やしましょう。

2-3 部屋のエアコン(冷房)をつける

こちらも効果の高い方法です。

室内用のクーラーは、当然導入コストが高いですし、導入すれば一日中つけっ放しになるので、電気代も相当にかかります。

その分、効果は確実ですので、本格的な水槽部屋を管理している方や、在宅ワーカー等で一日中自室で過ごしている方にはオススメです。

ただし、室温が26℃になれば、水温も26℃になるわけではありません。

水温を見ながら室温をコントロールする必要があるのは、少し難しいところです。

とはいえ、水槽クーラーと同様に、根本的に高水温対策を解決できるオススメの方法です。

メリット

  1. 確実に水温を下げることができる
    • 高水温問題を完全に解決することができます。夏場の高水温対策の究極的な対処法といえます。
  2. 自分も涼しい
    • 水槽クーラーと異なり、部屋全体が涼しくなるので、人間にとっても過ごしやすくなります。

デメリット

  1. コストが高い(水槽クーラーよりも)
    • クーラーの導入に10万円前後はかかります。
    • 毎月数千円の電気代がかかります。(水槽クーラーよりも高い。)
  2. 水温を直接的コントロールできるわけではない【重要】
    • 室温が低くなったとしても、照明や太陽光の影響で水温は高いままの場合もよくあります。
    • そのため、水温を見ながら室温をこまめにコントロールする必要があります。
  3. 部屋が寒くなる
    • 意外と深刻な問題で、水温を26℃以下にするためには、それ以下に室温を保つ必要があります。水槽にあわせた冷房設定にすると、人間には寒くなりすぎる場合があります。

2-4 エアレーションで酸素を供給

水温を下げる効果はありませんが、非常に効果的な対策です。

エアレーションを行えば、水中に酸素を補給することができますので、酸欠対策とバクテリアの維持、ひいては水質改善に効果があります。

なお、先ほど紹介した「冷却ファン」や「エアコン」と組み合わせることで、より大きな効果を発揮します。

コストも比較的安く済みますので、他の方法と併用がオススメです。

にゃんす

個人的には高水温よりも酸欠の方が深刻だと思います。

酸欠になると、一瞬で大ダメージをうけてしまうのですが、エアレーションすれば酸欠は回避できるので、しっかり対応していきましょう。

メリット

  1. 酸欠と水質安定に大きな効果あり
    • エアレーションで酸素を供給できますので、水中の酸素濃度を高めてくれます。
    • 水中の酸素濃度が高まれば、バクテリアのバランスを維持することができ、水質が安定します。
  2. コストが安く、リスクが低い
    • エアーポンプは安いものは数百円から入手することができます。
    • エアレーションすることに対するデメリットがあまりないので、「やって損はない」です。

デメリット

  1. 水温は下がらない
    • 当たり前ですが、水温は下がらないです。他の方法と組み合わせて対応しましょう。
    • でも、水温が下がらなくても酸欠防止などの効果はありますので、エアレーションはおすすめです。

3 まとめ:夏場の高水温から熱帯魚を守る!-高水温で生じる悪影響と水温を下げる

そういうわけで、今回は夏場の高水温対策でした。

まずは、熱帯魚の体調不良に気付き、対応できるようになるため、高水温状態が酸欠や水質悪化につながることを理解しておくことが大事です。

そして、高水温対策については、以下の3つから、自分にあったものを選びましょう。

  1. 水槽用冷却ファン
  2. 水槽用クーラー
  3. 室内用クーラー

加えて、エアレーションも追加すれば、より安心です。

にゃんす

できる限りの備えをして、夏場の高水温を乗り越えましょう!!

以上となります。

みなさんも、よきアクアライフを~!