【京都から徳島鳴門】公共交通機関で行く1泊2日の旅行なら徳島鳴門がおすすめ

- 公共交通機関で京都から徳島県鳴門市にいってきました!
- 旅程
- 京都駅から鳴門へ高速バス移動
- 大塚国際美術館
- 大塚国際美術館からアオアヲナルトリゾートへ路線バス移動
- アオアヲナルトリゾート
- アオアヲリゾートホテルから大鳴門橋架橋記念館エディへ
- 大鳴門橋架橋記念館エディ
- 大鳴門橋架橋記念館エディから大鳴門橋遊歩道渦の道までは徒歩移動
- 大鳴門橋遊歩道渦の道
- 路線バスに乗るため大鳴門橋遊歩道渦の道から鳴門公園バス停へ移動
- 鳴門公園から鳴門駅まで路線バス移動
- 鳴門駅から徳島駅までは電車移動
- 徳島駅でラーメン「麺王」へ
- 徳島駅ビルでおみやげ探し
- 徳島駅から京都駅へ高速バス移動
- まとめ:京都から徳島鳴門への旅行は公共交通機関の利用で楽しめる!!
- おまけ:お世話になったリンク集
公共交通機関で京都から徳島県鳴門市にいってきました!
夏休みの夫婦旅行で京都から徳島県の鳴門に行ってきたのでご紹介します。
恥ずかしながら僕は免許をもっていないので、いつも移動は公共交通機関です。今回は公共交通機関が手薄な四国旅行ということだったのですが、十分楽しめる旅行になりました。
関西にお住まいで、公共交通機関を利用した四国旅行を計画されている方には、徳島鳴門方面の旅行がおすすめです。そういう計画をされている方には、この記事が特に参考になると思うのでぜひお付き合いください。
また、記事の最後に公共交通機関等のリンク集を掲載しています。旅行に行く際はリンク先のホームページをお気に入りに登録して、すぐに見れるようにしておくことをおすすめします。
旅程
今回の旅行は1泊2日です。
1日目は、京都から鳴門へバス移動→大塚国際美術館→アオアヲナルトリゾート
2日目は、アオアヲナルトリゾート→大鳴門橋架橋記念館エディ→大鳴門橋遊歩道渦の道→鳴門駅→徳島駅→ラーメン麺王→徳島駅から京都駅へバス移動
という流れです。
今回は、それぞれの訪問先の紹介はそこそこにして、公共交通機関を使った移動を中心にお伝えしていきます。
京都駅から鳴門へ高速バス移動
京都から鳴門市への移動は電車よりも高速バスの方が効率的なので今回はバス移動を選びました。
京都から鳴門へ移動できるバスは阿波エクスプレス京都号しかなかったので、バス移動ならこれ一択です。JRが運営するバスには、トイレが付いているので長旅でも安心です。座席は一般的な高速バスで、乗り心地は悪くありません。座席を倒しにくい雰囲気はありませんので好きなだけ座席を倒してリラックスできます。また、座席指定がありますので夫婦やカップルで隣同士の席を確保することも可能です。
今回のバス移動のポイントは、大鳴門橋からの眺望です。大鳴門橋は鳴門と淡路島を繋ぐ大きな橋で、ここから見える景色はとても素晴らしかったですよ!
【反省点】
バスの座席予約は左側にしておけば良かった…
左側の座席にしておけば、車窓から鳴門の海が良く見えます。みなさんが鳴門へ行く際は左側の座席確保をおすすめします。
大塚国際美術館
大塚国際美術館では、陶板化した西洋の名画のレプリカを観賞することができます。陶板というのは、要は焼き物で、経年劣化による見た目の変化がないというのが特徴です。西洋の名画を陶板という半永久的に劣化しないレプリカにして一つの美術館にまとめているので、世界の作品を1日で観賞できるというのがこの美術館の魅力です。
ちなみに、米津玄師さんが紅白歌合戦でLemonを披露した会場もここ大塚国際美術館にあり、実際に入ることもできます。
この美術館は、学生さんや美術に興味がある方はもとより、海外旅行で現地の絵を見た経験のある方にもおすすめです。一度行った海外旅行先に何度も行くことってなかなかありませんが、ここで絵画を見ていると一瞬海外に来ているような気持ちになることができて、とても楽しいです。
大塚国際美術館からアオアヲナルトリゾートへ路線バス移動
大塚国際美術館から、今回の宿泊先であるアオアヲナルトリゾートへの移動には路線バスを使用します。歩いていけない距離ではありませんし、海沿いを歩くので景色も素晴らしいのですが、夫婦旅行は、妻の体力温存が大事です。路線バスをおすすめします。
ちなみに徳島バスは電子マネーに対応していません。現金支払いが必要ですので、事前に小銭を準備しておくとスムーズです。また、徳島バスは中乗り→前降り方式で運賃の支払いは降車時となっています。
アオアヲナルトリゾート
ホテルの部屋
このホテルは鳴門海峡の海沿いに位置しているオーシャンビューのホテルです。近年にリニューアルされていて、とてもキレイなホテルです。
今回は最上階の9階に宿泊させていただきました。あいにく当日は天気が悪く、いい写真がとれませんでしたが、ホテルが東向きに位置しているので、鳴門海峡の日の出を見ることができます。ホテルの部屋にはベランダがあり、そこに椅子とテーブルもありましたので、ベランダでお茶を飲みながら日の出を楽しむということも可能です。

アオアヲナルトリゾートの食事
夜ご飯はビュッフェ形式、懐石、フレンチなどのコースを選ぶこともできるようです。今回はビュッフェを選択。とても美味しかったです。特に鯛めしがGOOD!
なお、夜ご飯を何にするかはチェックイン後に専用のカウンターで予約することになっていますが、時間によっては人数が一杯になっている場合があるので、事前に予約しておく方がいいかもしれません。

アオアヲナルトリゾートの新型コロナウイルス対策に好感
このホテルで印象に残ったのは新型コロナウイルス対策です。館内ではマスク着用、アルコール消毒必須、食事前の検温実施、ビュッフェでも食事を取りに行く時にはマスク着用+ゴム手袋の着用が求められました。正直めんどくさくはあるのですが、他の宿泊者のみなさんもきちんとルールを守って行動されていました。ホテルとしては、新型コロナウイルス対策と宿泊客に自由に過ごしてもらうことのバランスが難しかったとは思うのですが、いいバランス感でストレスなく過ごすことができました。一部のお客さんがルールを守ってなくて嫌な思いをするということもありませんでした。
JTB経由の予約で特典あり
これは他のホテルでもあることだと思いますが、JTBから予約したことでいくつかの特典があったのでご紹介しておきます。いずれの特典も部屋のカードキーを見せつつ、「JTBの特典があるって聞いてるのですが…」というとスムーズに案内してもらえました。
・ホテル内カフェの無料利用
ホテル一階のカフェにJTB用スペースがあり、そこを自由に利用することができます。カフェにはドリンク類と10種類くらいのケーキが準備されていてセルフサービスで利用することができます。
・ビュッフェでのビール一杯無料
夕食時に特典でワンドリンクをいただくことができます。スタッフさんに声をかけ、特典使用したい旨を伝えるとドリンクの注文を取りにきてくれました。
・チェックアウト時間の延長
基本は11時チェックアウトになっていますが、特典を使うと12時までチェックアウト時刻を延長してもらうことができます。

アオアヲリゾートホテルから大鳴門橋架橋記念館エディへ
本当は路線バスの経路で行きたかったのですが、大雨が降っていて、バス停までの移動で濡れてしまいそうでしたので回避。タクシーを利用しました。ホテルからエディまで10分程度で約1500円ほどの運賃がかかりました。
大鳴門橋架橋記念館エディ
この施設は、なんというか昔ながらの田舎観光地の観光施設といった感じて、ボタンを押すと説明ビデオが流れるやつとか、この地域の時代史のパネルとか、地域の植生や動物の模型とかが置いている施設です。体験型の展示がいくつかありましたが、それは面白かったと思います。後述する渦の道とのセットで観光するのがおすすめで、これ単体で行くのは…かもしれません。

大鳴門橋架橋記念館エディから大鳴門橋遊歩道渦の道までは徒歩移動
エディの係員さんから「エディの出口を左に曲がって数分歩けば渦の道です」と案内いただきました。徒歩で5分もかからないくらいで晴れの日ならば余裕で歩けます。今回は大雨で歩くのは嫌でしたがタクシーに乗るにも短すぎる距離なので歩いていくことにしました。


大鳴門橋遊歩道渦の道
渦の道は、大鳴門橋の道路の下の部分から鳴門海峡を見ることのできる施設です。渦ができている時間帯であれば、鳴門の渦潮を真上から楽しむことができます。
今回はあいにく雨が降っていて、渦どころではない感じになってしまいましたが、大雨強風を体験できるという意味で僕は大満足でした。妻は全然でしたが…
鳴門の渦潮は満潮干潮の限られた時間帯でのみ見ることができます。時間帯がずれると全然見れません。「運が良かったら見れるかも」的なことは起こらないのでご注意を。
鳴門の渦潮が見れる時間帯は以下のホームページで確認できますので、必ず事前に確認しておきましょう。
【反省点】
渦の道には屋根がありますが風が強く横殴りの雨風は防げません。小雨なら大丈夫かと思いますが、念のためレインコートの着用をおすすめします。今回は大雨強風注意報が発令される状態でした。一部の男性は楽しそうでしたが、女性は濡れるし恐いし大変そうだったので、天気の悪い日は他の場所に行った方がいいかもしれません(他の場所ってどこ??)。
路線バスに乗るため大鳴門橋遊歩道渦の道から鳴門公園バス停へ移動
今回の旅で一番苦労したのがこの区間。
渦の道からの最寄りバス停は鳴門公園ですが、そこまでの道のりが少し遠く徒歩で10分は歩いたかもしれません。晴れた日ならなんの問題もありませんが、雨の日だとちょっとしんどいです。距離もさることながら、バス停の場所が見つけにくい!Googleマップの経路案内ではルートが表示されませんので注意。渦の道からエディまできた道を戻り、エディの出口があるところまで進んでください。右手にはエディ出口が見えますが、左手には分岐した道路が合流するポイントがあり、そこに横断歩道があります。この横断歩道の先にショートカットの山道があるので、この山道を下に降りてください。山道を降りると左手に「福井商店」というおみやげ屋さん、右手に鳴門公園バス停が見えてきます。
ポイントは、山道を見つけられるかどうかです。エディ出口近くの横断歩道が目印になりますので、気をつけて進んでください。Googleマップのストリートビューで山道の入口を探すことができますので、僕らみたいに渦の道で大雨に降られてしまったときは先にストリートビューで道のりを確認してから進むことをおすすめします。

鳴門公園から鳴門駅まで路線バス移動
この区間は路線バス移動です。鳴門公園はバスの始発場所になるようで、余裕をもって席に座ることができました。僕たちは雨に濡れて疲れてしまったので、鳴門駅まで目を閉じて過ごしました。




鳴門駅から徳島駅までは電車移動
電線やパンタグラフがないので、違和感を感じていたのですが、この路線の車両はディーゼル式だったようです。珍しい車両に乗ることができました。

【反省点】
鳴門駅で1時間弱の待ち時間ができてしまいましたが、周りに何もなかったので手持ち無沙汰になりました。
鳴門駅で何かするのは難しそうなので、みなさんが旅行に行く場合は、鳴門駅に行くまでの時間を調節して、効率的に動いた方がいいかもしれません。
徳島駅でラーメン「麺王」へ
徳島駅から帰りのバスに乗車する予定だったので、それまで徳島駅周辺で時間潰しです。
この日は、まだお昼を食べられていなかったので駅から徒歩5分くらいの場所にある「麺王」へ。
隣や向かい側にもラーメン屋さんがあるのですが、スーツさんのYouTubeで紹介されていたので麺王に行きました。
麺王は、徳島ラーメンのお店で、たっぷりお肉と少し甘味のある醤油とんこつのスープが特徴です。徳島ラーメンといえば生卵ですが今回はゆで卵。もしかする新型コロナウイルス対策?なのでしょうか。これはこれで美味しいです。夫婦でラーメンを食べる機会があまりないので、とても楽しいお昼ご飯になりました。



徳島駅ビルでおみやげ探し
徳島駅ビルの地下に、おみやげ屋さんがあったので、おみやげをいくつか購入。
自分用には、「阿波の国和三盆ポルボローネ」と「ゆずみそ」、「徳島ラーメン麺王」を購入です。
ゆずみそは、マツコの知らない世界で紹介されていたので、ちょっと楽しみです。
徳島駅付近に、おみやげ屋さんがどれくらいあるのかはわかりませんが、駅ビルの地下のこのお店にいけば、お菓子も食材もお酒も小物も揃うので、無難におみやげを選ぶくらいならば十分おすすめできます。
徳島駅から京都駅へ高速バス移動
徳島駅から京都駅までは行きと同じ高速バス移動です。バス乗り場の近くにチケットセンターがあります。ここで休憩することもできるので大変便利です。行きの高速バスに比べて30分強時間がかかっていますが、これは徳島駅から鳴門方面へ戻る分、経路が伸びたことが理由です。帰りのバスも車内は静かでリラックスして過ごすことができました。
高速バスのチケットは、鳴門駅で電車を待つ時間にネットで予約しました。直前でも乗れないことは無さそうでしたが、できれば事前予約が安心です。
なお、帰り道も座席指定は左側。大鳴門橋を渡りながら見る夕焼けはとても綺麗でおすすめです。バスの進行方法向かって左側が西になるので、夕焼けをみたいなら左側の座席を指定してください。



【反省点】
またしても右側の座席を予約してしまいました…
次からは絶対左側を予約します。
まとめ:京都から徳島鳴門への旅行は公共交通機関の利用で楽しめる!!
今回の旅行は、大雨に降られるアクシデントがありましたが、それでも交通交通機関で移動することができました。都会に比べると交通交通機関の本数は多くないですが、時刻表をネットで確認できるので、事前によく調べておけば問題なく移動することができそうです。
今回の旅行で特に良かったのは大塚国際美術館!僕はイタリアのバチカン美術館やウフィッツィ美術館、オランダのアムステルダム博物館に行ったことがあるのですが、現地で見た絵画をもう一度見ることができました。このような体験ができるのは、大塚国際美術館だけなので、ぜひまた行ってみたいと思っています。
おまけ:お世話になったリンク集
【公共交通機関】
・JR四国バス
https://www.jr-shikokubus.co.jp/
リンク先はトップページです。目的地と行先を入力し、バスを検索してください。ちなみに、徳島から京都へ向かう便については、時間帯によって鳴門内の停車駅が少なくなっているのでご注意ください。例えば、アオアヲナルトリゾートや大塚国際美術館は、夕方以降の便が止まりません。ご注意ください。
・徳島バス
https://www.tokubus.co.jp/news/detail/328
リンク先は観光客向けのページで、アオアヲナルトリゾート、大塚国際美術館、鳴門公園、鳴門駅など鳴門観光における主要ルートに対応しています。鳴門観光はこのページを見ておけば大丈夫です。
【電車】
・JR四国
https://www.jr-shikoku.co.jp/01_trainbus/kakueki/naruto/
時刻表はこのページから確認できます。
【観光地】
・アオアヲナルトリゾート
https://www.aoawo-naruto.com/sp/
JTB経由であれば、特典でカフェの無料使用やチェックアウト時刻の延長が付いてきましたので、そちらの方がおすすめかもしれません。今回はGOTOトラベルを利用しました。
*なお、特典は2020年9月に宿泊したときの情報です。時期によって特典の有無や内容が異なる場合もあるでしょうからご注意ください。
・大鳴門橋架橋記念館エディ
・大鳴門橋遊歩道渦の道
https://www.uzunomichi.jp/
このサイトからエディと渦の道の詳細が確認できます。渦潮の発生時間帯もこのサイトに記載がありますので、渦潮を見に行くときは絶対に推奨された時間に行ってください(そうでなければ渦は見れません)。
*無料のコインロッカーがあるので、荷物の心配はいりません。
・大塚国際美術館
https://o-museum.or.jp/sp/
公式オンラインチケットを購入すると当日券よりも割引されます。
*無料のコインロッカーがあるので、荷物の心配はいりません。
・徳島ラーメン麺王
http://7-men.com/
旅行先で食べるラーメンは最高ですね。おみやげに家庭で作る半生のセットも購入しました。
【その他】
・スーツさん
https://www.youtube.com/watch?v=iDhsidDH8f8&vl=ja
この動画の1分くらいからスーツさんがラーメンを食べています。こういうのが旅に行くきっかけになったりするんですよね。